都会で楽しむ晴耕雨読の農ライフ
屋上菜園付き・賃貸型テラスハウス
1階にバスルーム、2階にトイレとクローゼット、3階にキッチンと洗濯機置き場が備わる。
コンパクトな間取りだが、屋上には菜園が広がっている。
屋上に設置された棚田型の屋上菜園は、日がたっぷり当たり、野菜を育てるのに理想的な環境。各戸の横幅いっぱいに土が敷かれ、2段になっているため、さまざまな種類の野菜づくりに挑戦できる。
屋上に敷き詰められた25cmほどの厚さの土が断熱材となり、LDKの夏は涼しく、冬は暖かく過ごすことができる。屋上で収穫した野菜をすぐ下のキッチンでそのまま料理できるのもうれしい。
間取りは3層のスキップフロアからなる「トリプレット方式」を採用。踊り場にキッチンやクローゼット
を設置し、階段の昇り降りの負荷を軽減させた。
旗竿敷地に対する規制により、長屋しか建設できない事を逆手にとり屋上に住民コミュニティを形成。
また農家を招いての栽培レクチャーや収穫物を使った料理イベントなども企画され、地域との交流にも活躍する建物となっている。
旗竿敷地とは
道路から見通せない死角がある「路地状敷地」の通称。
旗のような形の土地になり旗竿敷地と呼ばれる。
都心部では相続による分割でこうした土地が増えているが、法規制のためマンションや店舗が建てられず、戸建てを建てる以外の活用が難しい。
計画利回り | 11.1% |
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延床面積 | 313.02㎡(94.85坪) |
階数 | 1~3階 |
間取り | 2LDK (+屋上菜園) |
最寄り駅 | 京急本線 雑色駅 徒歩7分 |
野菜を本格的に育てて毎日の食卓に取り入れたいと願う人は多い。
しかし、都内で庭付きの家を持つのは夢のまた夢。
自治体が運営する農園は倍率が高く、家から遠いと通うのが億劫になることも。
都心で働きながら「農のある暮らし」を叶えてくれる、屋上に大きな畑を持つ賃貸住宅。
物件概要東京都台東区 長屋 (テラスハウス)
- 名称
- 大田菜園長屋
- 構造
- 木造3階建て
- 敷地面積
- 189.35 ㎡(57.38 坪)
- 建築面積
- 104.34 ㎡(31.62 坪)
- 延床面積
- 313.02 ㎡(94.85 坪)
- 竣工
- 2017年1月
- 戸数
- 6戸
- 設計
- 吉村靖孝建築設計事務所
クリーク・アンド・リバー社